インターネットを草創期より活用しているミュージシャン、福間創氏がナビゲートするコラムです。
2008年07月29日
2005年4月から個人情報保護法が施行されて以来、 ネットを利用する一般の人達も、インターネット上のプライバシー保護を声高く叫んでるわけですが、得た情報をどう利用するのかは結局はサイト管理者次第だし、技術的にどうこうというより、インターネット、というかデジタルな情報って、そもそも劣化無しでほぼ同時に世界へ簡単に伝達していく性質があるわけで、ネットでコミュニケーションするなり、クレジットカードを使って買い物をするなり、オンラインで行動する以上は、このような情報漏洩を防ぐ努力は焼け石に水というのが"焼けくその事実"といった所だと思うんですよね。
だから、使う側も、大体オンラインの世界なんてそういうモノなのだと割り切っていた方がよい。このような危険性から逃れるためには、オンラインの生活を一切絶つしかないけれど、かといってオフラインでも、生活をしていく以上は、結局巡り巡ってオンラインDB上に保管されるわけだから、究極には無人島で生活するか、山ごもりするかしかないわけで。
でも、少し視点を変えて見ると、そもそも人々はそこまで顔を隠したような生活を送りたいのだろうか、という話もあると思うんですよ。
例えば、
となっていて、現在は更に増加しているだろうし、今後も増え続けるでしょう。
これらを利用する殆どの人達が、今日の出来事を記す日記、好きな音楽や映画の話を書き綴るといった、趣味・個人の生活に密着した内容の公表でしょ。
ちなみに米国の意識調査では「自分の個人的体験をほかの人に読んでもらいたい」という自己顕示的な理由がもっとも多いようで。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/20/news019.html
更に言えば、某大手SNSなんかを利用している場合、そこから得られる情報ってある人から見ればお宝の山ではないか。日記はもとより、参加コミ○やマイミ○なんかの相関関係を辿るだけでもどんだけ凄いマーケティングできるんだって話ですよね。
人々は個人情報漏洩防止を叫ぶ一方で、自ら露出狂的な様相を呈しているといった相反する行動を取っていると考えられない事もないわけでした。結局は、そんな"焼けくその事実"を肯定して逆手に取り、ゲリラ戦を行うヤツが面白いんでしょうね。
他方、社会のトップに居る政治家の皆様の認識はどうなんだというと、
これは酷い(笑)
というわけで、次回はオンライン露出狂に纏わる事件について思うことを。
ではまたっ!
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