インターネットを草創期より活用しているミュージシャン、福間創氏がナビゲートするコラムです。
2009年01月27日
今や大企業でも個人商店でも、サイトを使ってあらゆるモノを提供する人達にとってSEO対策が重要で
あることは誰もが承知ですよね。だからサイトの運営者はいかに自分のサイトが検索エンジンの高い支
持を得るか、そしてユーザーが大事なキーワードで検索した際、いかに自社サイトが高い順位で表示さ
れるかを日夜考え様々な対策を行っているわけです。
SEOは大まかに言うとサイトの内的要因と外的要因の組み合わせで、書店に行けばSEO対策本は山のよう
に売られているし、オンライン上にも様々なコラムなどで実施すべき項目が羅列されていたりしますが、
いくら手法を読んで理解してサイトに反映させた所で、パーフェクトな結果は中々得られっこない。例
えばAというサイトはこれこれの対策を行った結果上位入賞を果たしたから、似たようなBというサイト
にも同様の対策を施せばよいと高を括っていると、真逆の反応を示すことすら珍しくなかったり。そこ
で対策を行った本人は、何故効果が現れないのかを様々な視点から考察していくことになります。これ
が俗に言われるSEO妄想の始まり、SEO都市伝説が生まれる瞬間です。
そして2週間考え抜いた挙げ句、彼はこうつぶやくことになる。
「実のところ、よくわからない」と。
当の検索エンジン側は我々の想像を絶するほどの、まるで太平洋の膨大な種の魚群の動きをシ
ミュレーションするかのごとく複雑な法則モジュールの束でもってサイトの重要度を算出しているのか
もしれないし、そもそも肝心のアルゴリズムについて我々に公開するわけが無い。こうしている間にも
検索エンジンは世界中に網の目のように張り巡らされた巨大なオンライン界に蓄積した膨大なデータと、
そこに戯れる何億という人々のトラフィックを計測し、人間にとって一番有益になる検索結果をはじき
出す為に時々刻々進化しているのだろうから、そこには数値化だけでは予測不能な美しく揺らぎをもっ
た動的な世界が広がっているのかもしれない。だから、"本当"の所はわからない(僕自身もこうして妄
想をしているだけだけど)。
普通の思考回路を持つ人間ならここで「何故オレは一企業であるGoogle社やYahooの手のひらで転がさ
れなければならないのか」といった疑問を抱く。それでも、周りの人達はまるで一年後の正確な株価を
予想するほど難しいこの不確定要素についてあれやこれやと意見を述べている。そしてその不確定さ故
にあの手この手の様々な商売が生まているのもまた事実。勝率3割程度でも、効果があるようなないよう
な対策でも、仕事になるのだから。この構図をオフラインの世界に当てはめてみた場合似た商売がある
事に気が付くだろう・・そう、まるで風水師や占い師のようだ!(更に最近ではサイト運営者の不安を
煽り悪徳商法を行う輩、SEO詐欺師が登場しているようだ)。
さて、ここで話を変えてみましょう。皆がこのように検索エンジン上位入賞するためあれこれ頭を悩ま
せているというのに、最近、上位入賞を自ら望まない企業が現れていると言えばあなたはどう思うだろ
うか。それはある日ひょっこりと蒼井優と宮崎あおいと長澤まさみを足して三で割ったような女性が目の前に
現れ「お願いだからデートしてください」と告白されたのに門前払いをするようなものだろう!
しかしそのようなミステリアスな企業は存在しているかもしれない。一番わかりやすい例として、食品
偽装が発覚したり不祥事を起こした場合にサイトに掲載される"謝罪文"がそれ。どことは言いませんが、
HTML文章ではなくわざわざ画像ファイルで"お詫び文"が掲載されるケースが多く見受けられる(社長直
筆の文章をスキャンしているとかならともかく)。確実にそうだとは言い切れないものの、これは検索
エンジンに発見されづらい対策をしている、または、テキスト形式だとコピペして個人のブログなどへ
の掲載が安易になるので、それを嫌っている可能性も高い。そのような意図ならば、お詫び文までも隠
蔽するその企業の体質は如何なものだろう。つまり"HTML文章の画像ファイル化"は何か後ろめたい事実
を公表しなければならない場合に取られる手法でもあるようです。
この例に限らず、ネットサーフィンをしていると希に不自然なほど画像ファイルのみで構成されたサイ
トを見かける事がある。例えばこういうサイトなど。
どのような意図で画像ファイルメインのサイト構成としているのかは謎ですが、SEO的な観点から一つ
確実に言えることは、広く人員を募集しているのなら、一刻も早く検索エンジンにひっかかりやすい構造に改善すべきだということだろう。
以下関連リンク
無料SEOツールは数あれど、これが情報ひとまとめで一番よいかも。
ピタゴラス検索
読んでいて面白い。
>Googleの面接を受けてみた
書籍も。
Google hacks
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