
インタビュアー&編集:株式会社 カスタマワイズ
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「SHIBUYA109」系有名ファッションブランドの直営ショッピングサイトを運営する株式会社アクレ代表 本郷美穂氏に、「なぜ、Webディレクターを育成する企業研修の講師に、デスクトップワークス代表の田口を選んだのか」詳しく聞いた。
(「Webディレクター育成講座 企業研修」終了直後のインタビュー)
アクレは、ファッションブランドに委託され、直営ショッピングサイトの制作・運営をしています。若い女性がターゲットの「SHIBUYA109」系ブランドの中でも、とくに人気が高い19の有名ブランド(「EGOIST」など)の洋服が商品です。
アクレのお客さまは、2通りです。
ショッピングサイトで洋服を購入する消費者と、ショッピングサイトの制作・運営を、アクレに委託する「SHIBUYA109」系ブランドです。
ホームページ制作への取り組みかたを学び、スキルアップを目指すため、アクレのスタッフを対象にした「Webディレクター育成講座企業研修パック」を依頼しました。
アクレでは、ブランド担当者6名と、社内デザイナー2名がチームを組んでホームページを制作しています。ブランド担当者が、クライアントとの打ち合わせの中でヒアリングをして、それをフィードバックして、社内デザイナーに指示を出します。
課題としては、「ホームページ制作に、付加価値をつけたい」と思っていました。『SHIBUYA109』系ブランドをあつかうショッピングサイトは、アクレの他にもたくさんあります。アクレに出店しているクライアントや、消費者はショッピングサイトが進化しつづけることを求めます。
しかし、アクレは「ホームページをつくる」ことで手いっぱいになってしまい、ユーザにもっと利用されるホームページにするための企画や、提案をなかなか考えられませんでした。スタッフのWeb制作経験や、知識が不足していたのかもしれません。
アクレのスタッフは、「10代後半から20代前半」と若いということもあって、Web制作の実務経験が必ずしも豊富ではないのですね。
なぜ若い方を採用するかというと、アクレは「『SHIBUYA109』系ブランドのターゲットに近い感覚をもち、ショッピングサイトをつくる」ことを大切にしているからなのです。このことは、アパレルの世界では強みとなります。
そういった事情もあるので、「アクレの強みである『SHIBUYA109』系ブランドのターゲットに近い感覚に、『ホームページの企画力、提案力』をプラスできれば、みんなでもっといいものをつくれるのに」と歯がゆい気持ちでいましたね。
手はじめに、スタッフを増員することで「営業、商品管理、編集、撮影、進行、企画」の業務を抱えていたブランド担当者の実務の割合を減らし、企画を考える時間を増やそうと考えていました。
本当は時間を増やすことよりも、「ユーザにもっと利用されるホームページにするための発想」を学ぶことのほうが大切だとは思っていたのですが、どこで学ぶことができるかわからなくて。
そんなとき、デスクトップワークス代表田口さんの一般向けセミナーである「Webディレクター育成講座」を知りました。私もWebディレクションの知識を向上させたいと考えていたため、社内デザイナーと一緒に受講することにしました。2007年4月1日のことです。
その後、すぐに田口さんに企業研修を依頼しました。1週間後には田口さんと打ち合わせをして、あっという間にアクレ専用の企業研修カリキュラムが決まりました。
一般向けセミナーである「Webディレクター育成講座」を、私自身が受講してみて、「田口さんの講義を受講すると、ブランド担当者や、デザイナーが『ホームページをつくるだけのオペレーター』ではなく、『クライアント(=ショッピングサイトの制作・運営を、アクレに委託している「SHIBUYA109」系ブランド)に企画提案することができる人材』になる」と考えたからですね。
なぜかと言うと、田口さんの講義内容から『どういう視点でホームページを考えれば、クライアントの目的を達成するホームページになるか』ということがわかるためです。
講義で教わったことそのままですが、「ターゲットは、ホームページに訪れる前はどこにいて、ホームページを出た後、どこに行かせたいか」というマーケティング全体の流れを考えてホームページをつくるという視点です。
「ホームページをつくる前に、ホームページの目的を明確にする。そのうえで、ターゲットをどう目的に流すかを考える。ホームページを出た後、どんな行動をしてもらいたいかも考えページをつくる。すると、クライアントの目的を達成する手段としてのホームページとなる」
そういったことを、事例を交えてわかりやすく教えてくださったのです。
また、「ターゲットがうまく目的へ流れないところは、どうしたらよいか」という「改善ポイント」についても、事例を交えて教えてくださったので、よくわかりました。
アクレが目指す「クライアントに企画提案することができる人材」に近づくために、ベストマッチした講義内容でしたね。
とくに印象に残っている研修内容は、「ホームページ上で、水着を販売する」というテーマのロールプレイング実習と、「ホームページ上で、エアコンを売る」というテーマで、チーム分けをしてディスカッションをしたことです。
このような実習は社内の人間だけで、いざやろうということになっても照れがあり、うまく進まないのですよね。
また、「ターゲットにアクションをおこさせて、ターゲットを用意した『目的』に流す」という「誘導フロー」の考え方も勉強になりました。
スタッフの受講後の感想を聞いてみると、ホームページをつくるうえでのたくさんのヒントを得たようです。明日から、楽しみですね。
また、「講習について、質問があったらいつでもください」という「1回限りで終わらせようとしない」田口さんの姿勢に誠意を感じました。私自身、「誠実」を仕事のモットーとしておりますので。
今回、ホームページ制作の概論を教えていただいたので次回は「実践編」をお願いします。ファッションブランドの1ページを、実際につくることを考えています。
田口さんがホームページをつくるときの考えかたが、スタッフへの刺激になると思います。
アクレは、クライアントにもっと「企画提案することができる」ブランド担当者、デザイナーを目指します。 引き続き、ご指導をお願いしますね。
お忙しい中、ありがとうございました。
株式会社アクレ様のホームページ
(取材日時 2007年6月)

ホームページの完成イメージを スムーズに伝えられるようになった
デザイナーに、制作指示を出しています。頭の中のホームページの完成イメージが、デザイナーに伝わりにくかったことが課題でした。受講して、「参考サイトのこの部分を、こう変えてつくってほしい」とデザイナーに指示をすれば、やりとりがスムーズだと知りました。実際に、やってみます。
マーケティングの流れの中でホームページをどうするべきか
考え、仕事をしたいと思いました。

ターゲットを逃さずに目的までたどり着かせるには
どうするかを考えながら制作したい

ターゲットが商品を欲しくなる、必要だと思うように ホームページをつくる
「ターゲットが『商品を欲しくなる、必要だと思う』ようにホームページをつくる」という話が、印象に残りました。
普段知ることのできない知識を得られて、本当によかった
ホームページ制作の企画や、発注者、制作者側の立場など、普段知ることのできない知識を得られてよかったです。